水を使わないトイレ

今回のトカラ列島皆既日食ツアーでは、ツアー客の快適な滞在を確保する事が重要でした。トイレの環境を整えることもまた、大切な課題のひとつでした。
水洗トイレ1回の水を流す量は平均で8リットルです。(※1)例えば、1000名が1日4回水洗トイレを使うと、約4万リットルもの水を使用することになあります。これでは、トカラの島々のような限られた水源では、水不足を起こしかねません。更に、現地で排水の浄化処理を行うことも、その処理能力を越えてしまうことが想像されました。
そこで、白羽の矢がたったのが、ラップポン・トレッカーでした。
ラップポンは電気を使用しますが、水は一切使いません。排泄物を一回毎に特殊フィルムでラップして、完全密封の袋にします。排泄は全て袋の内側に収まるので、掃除などの手間は殆どかかりません。

※1日本トイレ研究所によると、一回の水洗トイレに使う水の量、6~8リットル。

設置がカンタン

ラップポン・トレッカーは、「持ち運び」と「設置」がとても簡単です。
通常の仮設トイレでは、設置にクレーンが必要になることもあります。しっかりと安定させるため、土台のしっかりとした場所も選ばなくてはいけません。
ラップポン・トレッカーは、電気さえあれば、場所を選びません。片手で持ち運ぶこともできます(約16kg)。
今回のトカラでは、キャンプ場のテント内や、体育館内の一画などに、ラップポン・トレッカーが設置されます。


環境に優しい素材

ラップで包まれた排泄物は、一般的にゴミ処理場などで燃やされます。(※2)
包むのに使用するフィルムや、おしりを拭くのに使うウェットティッシュなどは、燃やしても安全な素材です。また、排泄(液体)を固めるのに天然素材のオカラを使用しております。

※2自治体の判断によって処理方法が異なる場合がありますので,各自治体の指導に従い処理してください。


ニオイを密封

水洗以外のトイレにニオイは付きものです。
しかしラップポンは、5層構造の特殊なフィルムを使います。このフィルムで排泄物をフクロの内側に密封するから、ニオイを外にもらしません。